渡嘉敷島

阿波連ビーチ

2011年7月31日



那覇、泊港
船の出る「とまりん」までは、「労金」前のバス停まで歩き、そこからバスに乗った。船は高速船とフェリーとがある。高速船は渡嘉敷まで35分。フェリーは1時間10分。料金がかなり違う。急がない旅だ。もちろん、安いほうのフェリーにした。

船内から泊港が見える。
横になって行ける部屋もあるが、椅子席にした。ところが、船内はがんがん冷える。渡嘉敷に到着するまでには長袖を着て、バスタオルを足に巻いた。うとうとしていると、渡嘉敷に到着だ。



渡嘉敷島到着

渡嘉敷に到着
船をおりると、むっとした湿気が体にまとわりつく。太陽の日差しが焼けるようだ。人が動く方についていく。すると阿波連ビーチ行きのマイクロバスが2台停車していた。ビーチまで1人400円。バスは集落を過ぎると、田んぼの間を走る。峠を越えると、眼下に淡い青色をした海が広がる。
 10分と少しで、阿波連ビーチに到着した。



阿波連ビーチ
海への道は、両側に古木が生い茂っていたと思い違いしていた。老人に訊くと、先の台風で木が倒れ、危険なので切ってしまったのだとのこと。風情がなくなって残念だ。

おばあちゃんたちがパラソル、シュノーケリングの道具などを貸し出している。どの店も同じ値段だ。パラソル、椅子、シュノーケリングの用具を一式借りる。これだけで、かなりの値段になってしまう。

夏の数ヵ月で現金収入を得るのだと、おじいさんは言う。
「あとはヤギの世話をしたり、草をかるだけさ」
「それで生活できるなんて、いいですねえ」
「のんびりしすぎて、草を刈った鎌もどこに置いたか忘れてしまって、おばあさんに怒られるのさー」
「ごちそう様です」

なだらかな道を歩いていくと、海が広がる。
渡嘉敷の海はとても綺麗だった。砂もゴミは落ちていないし、それなりに珊瑚の保護もしているらしい。ただ、サカナに餌つけが許されているのが残念だった。



餌につられて、サカナが集まってくる



シャワーを浴びて、氷水を飲む。午後3時に港行きのバスが出るので、時間を合わせる。名古屋から来たという家族と話をして時間をつぶした。
「昨日は本島北部のビーチに行ったんですが、比べ物にならないくらい、ここはきれいです」



那覇、泊港へ

外国人もちらほら

泊港へ到着



夕食、那覇市、辻へ

ジョージ・レストラン
夕食は、那覇市辻の牛屋を探した。住所はインターネットでさがしておいたのだが、その店は看板すらもなく、閉店しているようだ。近くの人に尋ねると、松尾に移ったとのこと。

それでは、「ジョージ」に行こうかと歩いているうちに、「ステーキハウス88」が見えてきた。かって訪れ、2階の薄暗いテーブルでステーキを食べたのを思い出し、急遽、「88」に入ってしまった。



ステーキハウス88
那覇の古くからあるレストランに行くと、必ずスープがついてくる。これもアメリカの味かもしれない。かって、食べたのはステーキだったか。周囲は木が生い茂っていたのにな、などと思いながら食事をすませた。

店内にはひっきりなしに、客が入ってくる。帰りは、暑い空気の中を、旭橋までゆっくりと歩いて戻った。

ステーキハウス88の1階




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