ディープな那覇を歩く

平和通商店街、桜坂通り、壺屋やちむん通り、栄町商店街まで

2010年6月21日


国際通りから
午後、国際通りから平和通商店街に入り、桜坂通りを上り、壺屋やちむん通りを冷やかし、ひめゆり通りを栄町商店街まで歩いてみた。

真夏のような日差しの中、汗は出る。くたくたとなった。ディープな沖縄を見る積りで歩いたのだが、そんな姿も次の訪問時には見られなくなりそうなほどの変貌があった。

国際通りでは、先ず紅イモアイスクリームを食べ、歩き始めた。中国人の新婚さんがエイサーを踊っていた人たちと一緒に写真を撮っていた。



平和通り商店街
三越の前から入っていく。
この通りを熱風が吹き抜けていくように感じる。国際通りの近くは観光客相手の店が多いので、ずんずん歩いていく。

途中で三叉路がある。そこを左に行くと桜坂。実は、分からなくなってしまって、土地の人に尋ねたら、親切に案内してくれた。



桜坂通り
坂を上っていくと、桜坂劇場に出る。
劇場を右手にみながらぶらぶら歩いていく。すると、建設中の道路が飲食街を引きちぎってしまっていた。

このため有名なインド料理屋は新築されて、新しい道路の脇に開店していた。古いレストランを期待してきたのだけれど……。残念。

ここで途方に暮れて、昔ながらの桜坂は一体どこにあるのですかと、土地の人に尋ねた。再開発されてきていまして、という返事だった。
桜坂社交街は花街だったらしい。
それらしき風景を求めて注意深く歩けばよいのだろうが、暑い。へばり気味で歩いていると、壺屋やちむん通りに出た。



壺屋やちむん通り
通りは写真のように小石が敷き詰められていて、公園のようだった。本当に、目的とする通りなのか?
「ここは壺屋やちむん通りですか?」
焼物を展示している店に入り、おばさんに聞いてしまった。
「そうですよ」


焼き物屋が並んでいる。この道は観光客も多いのだろう。
歩いて行くと、古い建物があった。
ぶらぶら歩いていく。土地の人に道を尋ねると、とても親切に教えてくれる。ありがたいものだ。



通りを奥に入る。
通りを入っていくと、沖縄らしい建物がちらほら現れた。いかにも歴史を感じさせる風景が現れる。



栄町市場
壺屋やちむん通りをひめゆり通りまで歩く。
そこから通りを安里のモノレール駅まで歩いた。

確かにモノレール駅はあるのだが、市場はどこにあるのか分からない。地元の人に二度、尋ねた。
この日は、市場はほとんど閉まっていた。シャッターの下りた商店街を歩いてみた。人がいない商店街はさびしいものだ。
モノレールの安里から見た那覇の市街。
雲がいかにも南国である。



もう一度訪れた栄町市場
翌日、開いている市場を見たくてもう一度、訪れてみた。前日と同じように、閑散としていた。店は営業していないのだ。

みれば隣に巨大なスーパーマーケットがある。365日24時間営業と大きな字で看板が出ている。終戦後の雰囲気を残す市場も終わりを告げるのか。これも時代の移り変わりなのだろう。



しまぶた屋(久茂地)


豚肉を蒸して食べる店。
ワタシと同じような若者でいっぱいだった。



STATE SIDE(東町)
辻にあった有名な店。
旭橋の近くに移転。オーナーが変わったとのこと。上品になってしまった。

下の写真はスープ。沖縄の洋食屋で一品注文すると、この類のスープが出てくる。戦後、アメリカ兵の飲むスープを真似て、メリケン粉を入れて料理したスープらしい。
タコライス。
昔のSTATE SIDEの味とは違うような気がする。



空港食堂
この食堂で食べることは多い。
那覇発着の便は空席が多い時間帯を狙うと、食事時になる。すると、空港では比較的安いこの食堂に入ってしまうのだ。




★「沖縄、パラダイス」★
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